2008-01-23 伊丹ワールド満開 伊丹十三DVDコレクション 静かな生活出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2005/08/24メディア: DVD クリック: 5回この商品を含むブログ (31件) を見る 集客を徹底的に意識した筈の伊丹にしては、作家的に過ぎる映画。身内の物語に誠実に向き合ったということか。 東欧の人々にまくビラが美術的というか、伊丹流美術なのが面白い。ビラは汚いものという考えがあったのだろう。 それにしても「Kの小説(少年の殺人と中年男のによる救済)」なるシークエンスの夢幻的な美しさはどうだろう。実に彼の映画には繰り返し死のイメージが描かれている。