類書を圧倒する映像論

映像とは何だろうか ― テレビ制作者の挑戦 (岩波新書)

映像とは何だろうか ― テレビ制作者の挑戦 (岩波新書)

 今年は、中古ビデオ(50〜120円ぐらい)を沢山買った。ネット上ではいにしえの名作映画などが、無料で配信されている。HDDレコーダーには、撮り溜めた映像がたまっている。道端に映像がいっぱい転がっているような現在。
 たぶん、地上デジタルに完全に移行され、IPver.6とやらで、IPアドレス天文学的に増えていけば…。SF的な映像の世界がたぶん、もうすぐ、そこまでやって来ている。
 手仕事の重要性、農業の復権。色んなことが頭をよぎるが、取りあえずテレビの映像について、知的興奮を喚起するような本書は、今年の収穫だった。メモをとりながら再読しよう。