人はどのように本と出合うか
- 作者: 上原隆
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1999/12/01
- メディア: 文庫
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タイトルも何かなあ、月並みだなあ、とか思いながら。この「月並み」が著者の「普通」を指向する哲学につながるわけですが。
ふと解説者を見ると、鶴見俊輔である。そこで思い出した。あの上原隆だったのかと。昔、思想の科学に連載された哲学をめぐるメモを集めたような本「『普通の人』の哲学」を読んでいたから。
共感しながら2冊読み終えました。解説の鶴見と村上龍と同じく。
そして続編の最初に書かれていたのが、残りの1冊の著者内海文三だったのですよ。偶然にも。「ハルビン・カフェ」です。