渡良瀬橋

渡良瀬橋

渡良瀬橋

古い話だとお笑いめさるな。今日、ラジオで森高千里の「渡良瀬橋」聞いた。何となくいい歌だなとは昔思っていたが、しっかり歌詞を聴きなおして、夕闇に沈みそうな景色の中でAMラジオの音に身を任せていたら、こんないい歌だったのか。すぐブックオフへ。なんと250円で「ラッキー7」というCDを購入。森高は詩人ですな。亡くなったT君が「森高はいいよ!」って力説しとったなあ…。思い出した。

渡良瀬橋で見る夕日を あなたはとても好きだったわ
きれいなとこで育ったね ここに住みたいと言った
電車にゆられこの街まで あなたは会いに来てくれたわ
私は今もあの頃を 忘れられず生きてます

今でも 八雲神社へお参りすると あなたのこと祈るわ
願い事一つ叶うなら あの頃に帰りたい

床屋の角にポツンとある 公衆電話おぼえてますか
きのう思わずかけたくて なんども受話器とったの

この間 渡良瀬川の河原に降りて ずっと流れ見てたわ
北風がとても冷たくて 風邪をひいちゃいました

誰のせいでもない あなたがこの街で
暮らせないことわかってたの
なんども悩んだわ だけど私ここを
離れて暮らすこと出来ない

あなたが好きだと言ったこの町並みが
今日も暮れてゆきます
広い空と遠くの山々 二人で歩いた街
夕日がきれいな街

泣ける。