すぐに東京へ行って呑みたい!

 旧著「笑って悲しく泣いて死ぬ」以来のなぎらの著作のファンを自任する小生。これも面白い。昔のいかがわしいキャラクターから現在では、向日的で庶民派のごとくのなぎら氏である。何より嬉しいのは「伝説の男」佐野一郎太氏の実際の姿を見ることが出来ることだ。旧著では坂上二郎似の風貌となっていたので、何となく二郎さんを想像していたが少し違った好々爺のような感じの人。
 本当に下町で酒が飲みたくなる一冊。太田和彦の居酒屋ものもたくさん読んだが、講釈が多すぎる。やはり飲兵衛本はなぎらだ。写真もグッドである。カメラをいつも3〜5台持ち歩くのだとか。以下は写真のデータ記述の一部。
NikonD200 レンズ/TAMURON28-75mm/f2.8
PanasonicLUMIXL-1 レンズ/VARIO-ELMARIT14-50mm
EPSONR-D1 レンズ/summaron35mm/f3.5
オリンパスE-330(レンズキット)14-45mm/f3.5-5.6
NikonD3 レンズ/DistagonT*2/35ZF
RICOH GR-D F2.4/f=5.9mm
Minolta Autocord FUJI GS645S…などなど。