「マカロニ?冗談じゃねえよ」

ショーケン

ショーケン

 自分で自分を持て余すほどの不良青年・萩原健一の自伝。歌では沢田健二に頭が上がらぬ件、松田優作との確執。「傷だらけの天使」のタイトルバックは「最後の晩餐」を模した自己演出のアドリブだとか、「前略おふくろ様」での料理修行。梅宮辰夫の味付けは濃くて、料理上手だったのは小松政夫だったなど、成る程なエピソード満載。
 クレージーにはクレージーな三分の理があるのだといった人生回顧。