読むのが無駄な本に出合えた

世田谷一家殺人事件―侵入者たちの告白

世田谷一家殺人事件―侵入者たちの告白

 ひどい悪文の羅列である。読むのに難渋した。内容も作り事めいた描写ばっかりで、看板倒れの本である。
 こういう時、100円本は腹が立たなくてよい。
 被害者の母親の「鬼の言葉」に応えるべく序章が始まるが、あきれるというほか無い。